レンタルしていた会社が倒産したり、サポートが終了だとかでosCommerceを移転させてほしいとう依頼が届くようになった。きょうも1件メールが届いた。ありがとうございます。
移転元と移転先の環境が違う場合、PHPやMySQLのバージョンによっては文字化けになやまされることになり、非常に面倒になる。サーバへの接続方法がFTPだけだと大量の画像の転送に時間がかかる。SSHが使えるサーバを使って欲しい。サーバ間で転送できるし、圧縮展開も思いのまま。SSLのディレクトリも重要。通常のドキュメントルートと同じところをさすように設定できるところがいい。共用サーバは、時間によって負荷が驚くほどかわるところもある。深夜はとくにチェックしたほうがいい。まったく動かなくなるところもあるから。解約がすぐできるよう返金保証付のところがいい。

 あれこれやって、引越しの日までに準備を整えて、時間がきたら、メンテナンス状態にして、登録や購入ができないようにする。それで最新のデータをデータベースから移動。新規サーバをいつでも動作する状態にしたところでDNSを切り替える。後は、ユーザが買い物できているか確認して終わり。

 レンタルサーバは制限が多いので上に書いたように簡単にいかないことが多くなった。
phpinfoでさえ見ることができないところもある。必要なコマンドもPHPのプログラム上から実行することさえあるが、肝心のコマンドがないサーバもある。何があるかわからないので安く引き受けられない仕事のひとつだ。