ブログを書き続けるのは大変だ。書こうと思っても頭のどこを探しても書くべきコトが見つからないし、仕事の手を止めて文章を書くための時間がもったいない。楽にたくさん書けるソフトがあればと思う。まずは、くだらないと自分で思うアイデアも大切にすることだ。

アイデアはいろんなところで思い浮かぶもの。
Let’snoteが身近にあっても、思いつきを迅速に記録するにはメモ帳で書いた方が便利だ。書くことが楽しくなるようにRHODIAのメモ帳とジェットストリームのボールペンをポケットに入れている。メモ帳を忘れることもあるが、たいていアドエスを持ち歩いているので手書きメモ機能を使ってメモを残しておく。

首尾よく、何か思いつきLet’snoteの前に座ったら、WZ Editorで記録している作業ログ(日誌)に書き残している。思いつきと、そのときの時間を一緒に記録する。メモ帳やアドエスの中にあるメモもここに一旦記入しておく。
次の段階ではこの作業ログからアイデアをコピーして別のソフトで利用する。

長文を書くときには、アイデアプロセッサとかアウトラインプロセッサと呼ばれるソフトを使用する。
論旨がまとまらなくなると、これらのソフトを利用して自分の言いたいことを分析して文章をまとめる。頭の中にはいろんなことが支離滅裂に保存されている。混沌の中から思いついたアイデアに論理の筋道を付けるのがアイデアプロセッサやアウトラインプロセッサだと思う。これまでもいろいろ利用してきたがいま一番気に入って使っているのは、Frieve Editorというソフトだ。Mind Mapのようにマップを書くが、ツリー状ではなくネットワーク状にアイデアをつないでいける。さらに、完成したマップはアニメーション機能で自動で動くので見ていて楽しい。じっと見つめていると新しいアイデアも浮かんできそうだ。

Frieve Editorはキーワードだけでなくメモや画像、動画を貼り込める。文章の材料が出尽くしたら、そのまま編集を続けて完成できるし、WZ Editorに移動して完成させてもいいけれど、いまは、最近インストールしたばかりの超漢字Vに保管している。

超漢字VはWindowsで動作するBTRONと呼ばれるOSだ。
アプリケーションソフトではないけれど、Windows上のVMWareで動作するため、まるでWindowsのアプリケーションのように動作する。

本を7冊書いたときに重宝したのはアイデアを書きとめるソフトと書きとめたアイデアを文章化するためのソフト、それに関連の資料を保存するソフトだった。
超漢字Vはこのどの使い方にも対応できる。ただ、内部のアプリケーションがVISTAの普通のソフトにくらべてもかなり使いにくい。
アイデアを出したりそれを記録して文章化するにはFrieve Editorのほうが使いやすいし、単に文章を入力するだけならWZ Editorで書いた方が書きやすい。超漢字Vが役立つのは、文章やデータ、アイデアの再利用を考えてそれらを保管できるところ。文章の固まりを短冊のような形にまとめてしまう実身・仮身という機能が超漢字Vのすべてだと思う。日記も映画の感想も写真付きで記録していく。作業の記録もLinuxで使うコマンドもここに記録。小説もエッセイもここに書いておく。
超漢字Vは誰にでも勧められるものではない。このソフトは1年くらい使い続けないと良さがわからないとまで言われている。
まだ、使い始めて1カ月程度なので本当の良さはまだよく分からないが、片付けのできない人間が片付けられるようになるような効果があるのではと思う。このデータをどこに保管すればいいのかとイライラしていた気持ちはきれいになくなった。

Frieve Editorである程度文章ができたら、本文を超漢字Vに移動する。その際、段落ごとに仮身化して、余計なものをそぎ落としたり、追加して推敲する。この段階で次のブログのアイデアが生まれることがある。なぜかxfy Plannerと超漢字Vは、登録した項目を整理していると、アイデアが浮かびやすいような気がする。