この本を出版して、学校などで講義をして欲しいとか、オンラインの動画教材に出演して欲しいなどのメールが届くようになりました。私の専門外についても依頼がありました。ありがたいことです。勧誘のメールを読んで、先生のように教室で教えている自分を夢想することもありますが、「貧乏暇無し」レベルの忙しさの中にいるため、当分無理だと感じています。そういうこともあり、このようなメールには一度も返信したことがありません。

送られてきたメールを読んでいると、生来気弱なため、安く利用されるのではないかという有り得ない妄想もわきます。丁寧な、そして誤字も脱字も無い文面からなぜそんな印象を受けるのかわかりません。いつも受け取っている通販サイトを運営する方からの相談のメールとは内容の切実度が違うと感じています。

いずれにしても、本を書く方が遙かに向いていると思うので、当分はプログラミングと書くことに専念したいです。

最近、本屋に行って確認したところPHP+MySQLマスターブックは6刷までいったようです。感想を読むことがあります。自力でプログラミングができるようになったという感想が目にとまりました。またChapter9から読めばいいという感想を書かれた方もいました。どちらも私の意図が届いたようでうれしいです。本もメールのように情熱が届く物だと思いました。

少し前ですが、海外での出版も決まりました。私のあずかり知らぬところでいろいろと決まり、現在どのような状況なのか知らされていないのでわかりませんが、自力でプログラミングができるようになる人が増えることはうれしいことです。

さらに、紙媒体だけでなく、電子書籍も発売される予定です。楽しみです。